クレジットカード現金化の詐欺で逮捕!?

クレジットカード現金化逮捕

クレジットカード現金化の詐欺などで逮捕された事例についてご紹介していきたいと思います!

比較的新しい2018年に起きた、クレジットカード現金化を使った詐欺容疑で質店社長と暴力団関係者数名が逮捕されるという事件をメインにご紹介いたします。

いつの時代もどんな業界にも違法な悪質業者は後を絶ちません。

クレジットカード現金化業界にも詐欺行為をしようとする悪質な違法業者というのも存在します。

違法なクレジットカード現金化業者にひっかからないためにもこんな事件があったんだということだけでも頭に入れといて下さい!

ちなみに今回の記事はクレジットカード現金化の利用者が逮捕されたという話しではありませんのでそこはご安心下さい!

クレジットカード現金化しただけで、違法な行為というイメージをもっている方も多いかもしれませんが、実際には現金化を利用しただけで違法ということはないです!

もちろん違法ではないので、逮捕されるようなこともありません!

利用者はもちろんですが、現金化業者側へのクレジットカード現金化自体を取り締まる法律も存在しないのです。

今回はクレジットカード現金化での逮捕ではなく、クレジットカード現金化の行為を使った詐欺などの逮捕の事例についてのご説明です。

追加 2022年6月新たにクレジットカード現金化業者が逮捕されました。

クレジットカード現金化の逮捕された事件の概要

クレジットカード現金化の逮捕された事件の概要

クレジットカード現金化の逮捕された事件の概要からご紹介いたします。

これは2018年7月に起きたクレジットカード現金化の詐欺事件となります。

カード現金化で1000万円以上詐取の疑い!質店社長ら2人逮捕!

2018年7月9日、架空の売買でクレジットカード会社から振り込ませた現金1000万円以上を、暴力団関係者に手渡していたとみられる質店の社長らが警視庁に逮捕されました。

逮捕されたのは、東京・八王子市の質店の社長の男(50)と稲川会系暴力団の幹部の男(52)の2人です。

2人は容疑者のひとりが経営する八王子の質店で、架空の売買でクレジットカードの決済を行い、カード会社から現金およそ60万円を銀行口座に振り込ませた疑いが持たれています。

質店社長の男は、振り込まれた現金を暴力団幹部の男に、直接、手渡していたということです。質店社長の男は同じような手口で、10人ほどの暴力団関係者にあわせて現金1000万円以上を手渡していたとみられていて、警視庁が余罪についても調べています。

TBS NEWS参照

この事件で逮捕されたのは、

・質店社長の男(50歳)

・稲川会系暴力団幹部の男(52)

の二人で、クレジットカード現金化業者が逮捕されたという話しではなく、質屋と暴力団員の犯行のようです。

事件の概要ですが、質店と暴力団関係者が共謀し、架空の売買取引を装い、クレジットカード現金化をしてクレジットカード会社から1000万円以上の現金をだましとったとして逮捕されました。

この事件の被害者はクレジットカード会社となるようです。

質屋での犯行のようなので、決済端末がありそれを使って架空の商品売買取引を装ってクレジットカードを空切りしていたのではないでしょうか。

非常に悪質な詐欺行為です!

さらに現金化の詐欺で暴力団組長ら2人を逮捕!

住吉会系暴力団の組長の男(51)ら2人が、東京・八王子市の質店で既に逮捕されている経営者の男とともに架空の売買でクレジットカード現金化を行い、クレジットカード会社から、およそ430万円をだまし取ったとして、2018年7月19日警視庁に逮捕されました。

この質店は売買を装って現金が受け取れる店として暴力団関係者の間で知られていて、質店経営者の男は暴力団関係者の男らに「無理矢理やらされた」と供述しているということです。

また、容疑者の男らは「まさか罪になるとは思わなかった」と容疑を否認しています。

TBS NEWS参照

2018年7月9日に逮捕者をだしたクレジットカード現金化の詐欺事件ですが、同月19日にも新たな逮捕者がでました。

逮捕されたのは、

・住吉会系暴力団組長の男(51)

・暴力団関係者の男(51)

の二人で逮捕容疑は上記で説明した通りですが、すでに逮捕されている質店社長の男らと共謀し、クレジットカード会社から架空売買を装って現金430万円をだましとったとされています。

「電子計算機使用詐欺」という名の罪名の疑いがかけられているようです。

前回逮捕の2人は容疑を認めているようですが、次に逮捕された暴力団組長の男は容疑を否認しているとのことです。

ニュースでもある通り、暴力団関係者の間ではこのトーショー質店八王子店は現金が受け取れる店として有名だったことから、今後もさらに逮捕者が増えていく可能性は大いにあると思います。

クレジットカード現金化の詐欺で逮捕された質屋は?

クレジットカード現金化の詐欺で逮捕された質屋

クレジットカード現金化の詐欺で逮捕された質屋はというと、容疑者のひとりが経営する、“トーショー質店八王子店”という名前の質屋です。

場所は、 東京都八王子市中町2-9にあり1階の路面店ですね。

同じ名前でトーショー質店日野店という店舗がありましたので、おそらく系列店舗だと思います。

二店舗とも表向きは普通の質屋といった感じです。

SNSなどもやっていて頻繁に更新されていたので本当に普通の質屋だったのだと思います。

会社ぐるみでこういったクレジットカード現金化の詐欺行為をしていたのか、それとも社長単独だったのかはまだわかりませんが、もし社長単独の犯行だとしたら従業員の方が本当にお気の毒ですね。

こんなに大きなニュースになっていますし、社長も逮捕されているので店舗をこのまま続けていくのは不可能でしょう。

※追記 その後トーショー八王子店は電話も繋がらないため閉店したと思われます。日野店に関しては営業を続けているようなのでもしかすると別経営なのかもしれません。

クレジットカード現金化業者が逮捕されるとしたら?

クレジットカード現金化業者の逮捕の場合は?

クレジットカード現金化業者が逮捕されるとしたらどうなるかについてご説明いたします。

上記でご紹介した事件の逮捕者はあくまで質店と暴力団関係者で容疑もクレジットカード会社への詐欺となっています。

質店が実際には行われていない架空売買を装って、クレジットカード決済をしてクレジットカード会社から現金をだましとったというものです。

これがクレジットカード現金化業者が逮捕としたらどういった容疑になるのかご紹介します。

クレジットカード現金化業者が摘発されるとしたら出資法違反となる場合があります。

基本的には、クレジットカード現金化の行為が罰せられることはないので現金化業者が逮捕されることはありません。

しかし、過去にクレジットカード現金化業者の逮捕者をだしています!

そしてそのほとんどの容疑が出資法違反です!

出資法とは、貸金業者などを規制することを目的として、高金利を取り締まる法律です。出資法以外にも利息制限法という法律もあり、それらの定められた上限金利を超えて貸付を行うと出資法違反となり逮捕されます。

クレジットカード現金化でもあまりに換金率の低い悪質業者は貸金業者とみなされ、出資法が適用される場合もあります。

基本的にクレジットカード現金化はお金を貸すわけではないので貸金業に該当しないのですが、悪質業者などを逮捕するため半ば強引に出資法を適用し摘発するケースがまれにあります。

ただ今回の場合は、クレジットカード現金化の詐欺といっても現金化業者が絡んでいたわけではなく、身内や知人のクレジットカードを決済してクレジットカード会社をだましたということなので出資法は特に関係ないとなったと考えられます。

2022年6月新たにカード現金化逮捕!

2022年6月にクレジットカード現金化業者が逮捕されました。

逮捕容疑は出資法違反です。概要は下記をご覧下さい。

クレジットカードのショッピング枠を悪用した「現金化商法」の手口で、違法に金を貸し付けたとして、警視庁は27日、ネット関連会社「トラストオブファイブ」(東京都世田谷区)の社長(41)(世田谷区)ら男7人(29~41歳)を出資法違反(超高金利)容疑などで逮捕したと発表した。

警視庁は同社が2018年3月~21年12月、同様の手口で全国の約5900人に計約23億5000万円を貸し付け、計約9億5000万円の利息を違法に得たとみて調べている。

発表によると、7人は20年3月~21年2月、都内の30歳代男性ら男女5人に約254万円を貸し付け、法定金利の26~80倍となる計約126万円の利息を受け取った疑い。逮捕はいずれも25日。

トラスト社は「最短3分で現金を受け取れる」「クレジットカードで商品を購入するだけ」などとうたい、複数の「現金化サイト」を運営していた。客はクレジットカードでパソコンやゲーム機、カーナビなどの商品を購入し、それらの商品を購入価格より安い値段でトラスト社側に販売したとして同社側から現金を受け取っていたが、実際には商品が売買された事実はなかったという。

客にはカード会社に対する支払いが残った。一方、トラスト社側にはカード会社を通じて商品の売買代金が入り、客に渡した現金との差額が利益になっていた。警視庁は、この利益が利息に当たり、違法な貸し付けになると判断した。

読売新聞オンライン

過去のクレジットカード現金化での逮捕は?

過去のクレジットカード現金化での逮捕は?

過去のクレジットカード現金化での逮捕についてご紹介いたします。

これからクレジットカード現金化を利用しようかと迷っている方にこういう事件で現金化業者が摘発されたというのを頭の隅に置いといてほしいです。

その容疑はもちろんクレジットカード現金化そのものを罰するという逮捕ではなく、出資法違反や詐欺容疑、そして所得税法違反など様々です。

現金化業者選びがいかに大切かというのを分かっていただくためにも是非ご覧くださいませ!

2011年8月 出資法違反容疑で初のクレジットカード現金化業者逮捕

出資法違反容疑で初のクレジットカード現金化業者逮捕という事件です。

警視庁生活経済課はクレジットカードショッピング枠現金化を悪用して事実上の闇金融を営業していたとして、東京都台東区の貴金属販売会社「キャッシュバックス」経営者の男を出資法違反の疑いで逮捕しました。

これが全国で初のクレジットカード現金化業者の摘発事件なのです。

この時より何年も前からこのクレジットカードのショッピング枠現金化は存在していたので、この逮捕は非常に手口が悪質で詐欺に近いような業者だったためと推測します。

また、クレジットカード現金化の方法にも色々と問題があったのではないでしょうか。

2012年7月 所得税法違反で複数現金化業者を運営していた代表者逮捕

所得税法違反で複数現金化業者を運営していた代表者逮捕という事件です。

これはクレジットカード現金化業者を4店舗運営していた代表者の男が所得税法違反で逮捕されました。ちなみ店舗名は、「城南ギフト」・「ホーミー」・「まごころギフト」・「ユニティワン」の4店舗です。

ただこれはあくまで所得税法違反なので、逮捕の原因はクレジットカード現金化ではないです。

所得を申告せずに税金を払わず利益を得ていたらどんな業種でもそれは違法で逮捕されます。

2013年5月 出資法違反でサイト運営者らを逮捕

出資法違反でサイト運営者らを逮捕という事件です。

サイト運営者が利用料の支払えない利用者に対して、利用者のクレジットカードのショッピング枠を現金化させて、その現金で利用料を支払わせるという手段をとっていました。これを実質違法利息の貸付とみなされ、運営者ら数人が出資法違反で逮捕されました。

おそらくワンクリック詐欺まがいのサイトだったのではないでしょうか。

強引に支払いをせまり、お金のない人にクレジットカード現金化をさせてその現金をだましとるという非常に悪質な手口ですね!

通常ワンクリックをしただけで何万円もの請求がくることはまずありえませんので、そのような請求が来た場合は無視するか消費者センターに相談して下さい。

2013年9月 出資法違反で買取方式の現金化業者を逮捕

出資法違反で買取方式の現金化業者を逮捕という事件です。

クレジットカードのショッピング枠を使って購入した商品を買い取って現金化をする、買取方式の現金化業者で初の摘発です。

法廷利息を超える高金利で貸金業を営んだとして出資法違反の疑いで、東京都渋谷区の貸金業、「朋友エンタープライズ」代表の男ら計10人が逮捕されました。

正規登録している貸金業の会社がクレジットカード現金化を行っていたというめずらしい事件です。

なぜ逮捕されたかというと、買取方式のクレジットカード現金化にも関わらず商品が実際にはまったくなかったということなのです。

商品がないとなるとクレジットカードをただ空切りして現金を渡してることになるので摘発されても無理はないですね。

2014年10月 出資法違反で元闇金融の現金化業者代表を逮捕

出資法違反で元闇金融の現金化業者代表を逮捕という事件です。

名簿資料業者という個人情報(電話番号やメールアドレス)の売買を行っている業者から経営難に陥っている事業主などの情報を仕入れて、勧誘などを行っていた「Pmo」を出資法違反で逮捕しました。
逮捕された代表の男は過去に闇金融を営んでおり、その延長上で営業していたクレジットカード現金化の出資法違反で逮捕された。

電話やFAXで個人融資などと勧誘をしていたみたいなので、おそらくクレジットカード現金化と並行して闇金融業も行っていたのではないかと推測します。

酷い換金率でクレジットカード現金化業を運営していたのではないでしょうか。

2016年3月 出資法違反で店舗型の現金化業者を逮捕

出資法違反で店舗型の現金化業者を逮捕という事件です。

東京都上野にある老舗の店舗型クレジットカード現金化業者「ギフトショップ天商」の経営者の男ら2人が出資法違反で逮捕されました。

店舗でお客さんが持ってきた商品を買い取るという完全な質屋として営業していたようですが、実は商品を販売している店舗も同一経営だったことから、買い戻しとなる現金化=貸し付けとみなされ摘発されたようです。

この業者は上野のアメ横で10年以上営業していたようなので、一概に長く営業している老舗が優良店とは言えなくなってしまいました。

買取店と販売店が一緒というのは少しずさんな運営ですね。

ちなみ幣サイトで紹介しているクレジットカード現金化業者の買取店と販売店は全く別運営なのでご安心下さい。

2017年10月 詐欺容疑でamazonギフト券現金化業者を逮捕

詐欺容疑でamazonギフト券現金化業者を逮捕という事件です。

特殊詐欺事件で有料動画サイトの利用料を架空請求し、だまし取ったamazonギフト券を換金したとして詐欺容疑の疑いでamazonギフト券買取業者「amachan」の経営者の男が逮捕されました。

詐欺グループがだまし取ったamazonギフト券を買い取って現金化していたようです。

容疑者の男は否認していたようですが、この「amachan」というサイトはインターネット検索ができない設定になっていたので詐欺グループ専用という感じだったのではないでしょうか。

2年間で約13億円を現金化していたようなので相当悪質だったということが分かります。

amazonギフト券現金化業者初の摘発事件となりました。

クレジットカード現金化の詐欺で逮捕まとめ!

クレジットカード現金化の詐欺で逮捕まとめ!

クレジットカード現金化の詐欺で逮捕をまとめると、結果的にクレジットカード現金化が原因での逮捕ではないということになります。

全く無関係というわけではないですが、クレジットカード現金化をして逮捕という訳ではなく、あくまで逮捕理由は“詐欺容疑”です。

出資法違反で捕まっているのであれば、クレジットカード現金化が直接的な逮捕理由ということが分かりますが、詐欺容疑ということなので今回ご紹介した事例は過去の逮捕とも別ものですね。

そして一番は上記でも説明したとおり、クレジットカード現金化業者は一切関わっていないということです!

暴力団関係者と質屋が共謀して起こした、詐欺事件ということです。

そして何度も言いますが、クレジットカード現金化という行為を取り締まる法律は現在日本には存在しません。

従って、クレジットカード現金化・ショッピング枠現金化というだけで業者や利用者が逮捕されることはありません。

過去の事例で逮捕されたクレジットカード現金化業者はいずれも非常に悪質です。

古物商の免許などがあって、きちんと買取を行っている現金化業者であれば出資法やもちろん詐欺容疑が適用されて逮捕されることはありません。

このような、”クレジットカード現金化で逮捕”などとニュースが流れてしまうとどうしても悪いイメージがつきまとってしまいますが、今回は結果的にクレジットカード現金化は関係なく詐欺事件ですし、きちんとやっている優良業者が逮捕されることは絶対にありえませんので安心してもらえれば良いと思います。

最後に、詐欺現金化業者とは無縁の優良クレジットカード現金化業者の口コミランキングを下記ページでご紹介しておりますのでご参考になさって下さい!

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